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和綿と洋綿の比較 〜生長期編〜

2022.07.29 2022.07.29

和綿と洋綿の違いを忘れがちなので、覚え書きをしておこうと思います。
Instagramに掲載した内容とほぼ一緒です。

私が育てている品種&環境で見比べただけなので、参考にならないかもしれません。「ウチの綿は違う!」ってところがあったら是非教えてください。

発芽から双葉・本葉の画像が揃わなかったので、生長期(蒴果前まで)の比較です。
※左が和綿(白)、右が洋綿(緑)


【枝】軸となる幹から側枝が出て、生長点を持つ主枝が真っ直ぐに伸びるのは和洋共通。
和綿:幹、枝ともに赤く色付いている。色綿の方が色味が濃い。
洋綿:種類によっては幹や枝が赤みがかっているが、緑色のことが多い。綿の枝


【葉】カエデのような掌型の「掌状葉(しょうじょうよう)」に切れ込み「裂(れつ)」が入るのは和洋共通。
和綿:本葉の5葉目くらいまでは裂が3つで、成長するにつれて5つになり、裂が深くなってくる。葉脈が赤みがかっている。
洋綿:大きく生長するまで裂は3つで、やがて両サイドに浅い裂ができて5つになる。和綿より葉は大きい。綿の葉


【包葉】花芽を包んでいる葉は和洋ともに3枚でギザギザの鋸状。
和綿:ギザギザの切れ込みは浅く、葉脈が赤みがかっている。
洋綿:和綿よりギザギザの切れ込みが深くて鋭い。綿の包葉


【花】品種によっても差があるが、和洋で見た目の違いが一番はっきりとわかる部位。1日で咲き終わる。
和綿:雄しべ雌しべに近い中央部分が濃いエンジ色で、外側がクリーム色。
洋綿:基本的に全体がクリーム色。綿の花


【萎んだ花】和洋ともに色が変わる。
和綿:萎むとサーモンピンクに変わる。
洋綿:萎むと明るいピンクに変わる。綿の花が萎む


蒴果が大きくなってきたら、開絮して種ができるまでの覚え書き第二弾をしたためようと思います。

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