綿(棉)の生長、上半期
2015.06.30
2015.06.30
6月初旬、ポットで育てていた綿の苗を畑に植え付けました。
その後は週イチペースで母から電話で経過報告を受けていますが、今のところ順調に育っているようです。
こちらは自宅アパートのベランダでプランター栽培している和綿。
ほっそりと頼りないながらも、花芽がいくつか出てきました。実家の綿がどうなっているか確認したら、こちらも花芽がついてきたようです。
収穫量を増やすための摘心は7月の連休の頃を予定していたのですが、それでは遅いかもしれないという生長ぶりです。
苗の植え付けで帰省した際には、和綿や世界各国の綿を取り扱っている「増田製綿工場」にお邪魔してきました。
綿の加工工場でもあり、手作り綿ふとんを制作販売しているお店でもあり、手紡ぎや手芸用の綿も販売しつつ、お店の片隅では機織り機があるという、私にとっては垂涎もののお店です。
機織りの見学をさせて欲しいとメールをしたところ快諾してくださり、和裁士の母を連れての訪問です。
機織りの実演をしてくださったのは、京都で本格的に染織を学んだというiriさんです。絹の反物も織れる大きな機は、iriさん仕様のオリジナルなんだとか。
写真は手紡ぎ糸のテーブルマット(確か…)を作っているところで、作業手順を説明してくださりながらサクサクと機を操作する手さばきに、ただ見とれておりました。
手紡ぎ用の綿は種取りとカーディングが済んだシート状で販売されているので、あとは使いやすいサイズの「篠」をつくって紡ぐのみ。ふわふわで柔らかい篠は本当に紡ぎやすく、あっという間に大量の糸ができあがりました。
実家の近くに心強い先輩がいてくれる安心感。
いろいろと夢がふくらみます。