綿の種蒔きと新茶染め
2015.05.05
2015.05.16
5月の連休に実家に帰り、荒れ放題だった庭の片隅を綿畑にすべく三日がかりで開墾。
全身の筋肉痛と戦いながら腐葉土や肥料などを加えて耕し、ようやく畑らしい形になってきました。
同時進行で綿の種蒔きも。土壌がまだ未熟なのでポットで育苗しています。真岡綿と茶綿と昨年育てた洋綿の3種類。
実家周辺はずっと暖かい(というか暑い)日が続いたので、東京へ戻る前に確認したら真岡綿のポットからいくつか芽が出始めていました。今回の帰省の目的は畑の開墾と種蒔きだけではなく、地元銘品の日本茶を摘み取ってお茶の生葉染めを試すこともありました。
摘み取ったお茶の葉は煎茶として流通するための茶畑ではなく、親類の畑に野生化して生えている天然物(?)の茶葉です。
母に協力してもらいつつ、約500gほどのお茶の葉を摘み取りました。そして山崎青樹さんの緑染めを参考に、若葉からの緑色素抽出を試みたわけですが、今回も残念ながら美しい緑を得ることができず。
一度や二度の失敗で諦めてはダメですね。来年もチャレンジします。
写真はお茶の若葉から抽出した一番液で染めている途中の状態。煎茶用に加工された乾燥茶葉で染めたときよりも淡くて優しい色の糸ができました。