小紋屋 TOP

茶縞染織/糸紡ぎ・茶染め・手織り

和綿の摘芯(てきしん)のタイミング

2023.07.11 2023.07.11

綿/棉の栽培においての摘芯は、主枝の先端(生長点)を切り取って、栄養分を側枝へと行き渡らせて花芽を増やし、大きく結実させることが目的です。
摘芯をしないで自然な背丈で育てる人もいらっしゃいますが、背丈が低い方が収穫がしやすいのと風に煽られて倒れる心配が減るので、私は摘芯をするようにしています。

そして、過去にYouTubeに投稿した和綿栽培の動画においても摘芯の方法を解説しましたが、その説明に誤りがありました。
大変申し訳ございません。
過去の動画で解説した間違いの部分と、正しい方法をまとめましたので、以下をご参照ください。

  • 誤)高さが50cmを超えたら摘芯のタイミングです
    →生)高さが60cm〜70cmくらいになったら摘芯のタイミングです
    (プランターの場合は50cmくらいでもOK)
  • 誤)花芽が4〜5個付いたら摘芯のタイミングです
    →生)花芽が付いた側枝が7〜8本出てきたら摘芯のタイミングです
    (プランターの場合は6本を目安にしてもOK)
  • 誤)摘芯をすると側枝が増えます
    →生)摘芯後に新たに出てきた側枝は、成長が乏しく実が付いても大きくならないことがほとんどです

私が現在行っている摘芯の方法について解説した訂正動画を作りましたので、あわせてご視聴ください。

綿の栽培をはじめて8年目になりますが、勉強不足の点がまだまだたくさんあります。
このブログやYouTubeを見て、ちょっと変だな、間違えているなと感じる点がありましたら、どうぞ遠慮無くご指摘ください。

関連タグ

Ads by Google