プランターで始める綿花栽培:第6回「採種と収穫した綿花の活用」
第6回は、収穫した綿花をどんな風に活用するかについて解説します。
まずは、実綿をほぐして種をとりだし、来年のために保存。
残った綿花はコットンブーケやリースにして、部屋に飾って楽しみましょう。
1. 綿の種をとる
一番最初に開いた綿の実は小さくて未熟なことが多いため、播種用にする種は、できるだけ収穫最盛期の大きめな綿花から選んでください。
播種用の種を選ぶポイント
- 枝に付いたまま完全に開いて乾燥した実綿を収穫する
- 房の中央の固く締まった種を選ぶ(写真、赤丸あたり)
写真左:和綿 右:洋綿
種取りのコツ
綿繰り機のような種取りの道具を持っていない人も多いと思うので、ここでは手(指)で種をとる方法を紹介します。
身近な道具もいくつか試してみましたが、残念ながら紹介したいレベルの使いやすさは感じられませんでした。
1度にたくさんの種取りをすると指が痛くなりますので、少しずつ楽しみながら種取りをしてください。
手順
- よく晴れた日に天日干しをして、実綿をしっかり乾燥させておく
- 実綿の房を解して、種子毛を種ごとにバラバラにする
- 種を中心に繊維を放射状に広げる

- 利き手ではない手で種の端を持ち、利き手の指で種の表面から毟るように繊維を摘まんで引っ張る
種の表皮に対して繊維が垂直になっているようにし、種をひねりながら繊維を引っ張ると取りやすい
実綿から取った種は、翌年の播種の時期まで湿気の少ない冷暗所で保管しておきましょう。
参考動画 (2025/10/03 追記)
Instagram 木紋家/実験室でリール動画を公開しました。
こちらもご参照ください。
2. 収穫した綿花を飾る
綿花の活用方法としてまず思い浮かぶのは、リースやスワッグなどのインテリアアイテムではないでしょうか。
YouTubeチャンネル「木紋家の手仕事」でも作り方を紹介していますので、チャレンジしたい方は下記の動画リストをご参照ください。
洋綿
洋綿は萼から外れにくいので、枝ごと収穫して他の花材と合わせて花束にしても美しいです。

和綿
和綿は萼から外れやすいため、リースやスワッグなどのクラフト素材として活用したい場合は一手間加えましょう。
形を崩さないように実綿を萼から外し、手芸用ボンドで固定し直すことをお薦めしています。

参考動画
3. 綿を糸に紡いでみる
もし糸紡ぎに興味があれば、手持ちの道具を利用して糸紡ぎをしてみてください。
最初は太くて長い糸にならなくても、素朴で味わいのある糸は手織りオーナメントにピッタリです。

参考動画
関連タグ
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