小紋屋 TOP

茶縞染織/糸紡ぎ・茶染め・手織り

手作りタクリ完成!:YouTube公開しました

2024.01.19 2024.01.20

綿仕事の道具を紹介するシリーズ、第三弾は紡ぎ道具です。
普段、どんなスピンドルや紡ぎ車で手紡ぎをしているかを紹介するとともに、動画後半では手作りタクリのその後をまとめました。

動画で紹介しているスピンドルと紡ぎ車について

スピンドル

  • 東京コットンビレッジのスピンドル:軸の長さ21cm、円盤の大きさ7cm、重さ約10g
  • インドの職人さん手作りの木製ドロップスピンドル:軸の長さ33cm、円盤の大きさ6cm、重さ約60g
  • タクリ:軸の長さ17cm、円盤の大きさ2.5cm、重さ約17g
  • 手作りタクリ:軸の長さ18cm、円盤の大きさ2.5cm、重さ約14g

紡ぎ車

  • オープンチャルカ(中サイズ):台の長さ約56cm、大きいはずみ車の直径17cm、重さ約1.0kg
  • キウイ3:高さ69cm、はずみ車の直径45cm、重さ約5.5kg、回転比は5.5, 7.5, 9.5:1(別売りの高速アダプターで11, 14:1まで可能)

手作りタクリの部品購入はこちらから ※2024/1/19現在 

タクリの利点である導き糸を作るためのフック部分をどうするかが一番の悩みどころでしたが、たまたま手にしたバーベキュー串の穴が導き糸づくりに役立つと気付いたときは、自分で自分を褒めてあげました。
円盤の代わりになるワッシャーは内径(穴の部分)と串がフィットするものがなかったので、プロトタイプ同様にマスキングテープに頼りました。
(詳しくは動画をご覧ください)

動画撮影で篠綿2本分を紡いでみましたが、本物のタクリと使い心地が変わらなかったです。
個人的には、素材がステンレスなので、本家タクリ(真鍮製)で紡いだ後に手に残る金属臭がない点が嬉しかったりします。

1年がかりでしたが、なんとか有言実行できました。
今後、手紡ぎワークショップを行う時には、この手作りタクリを道具として活用していく予定です。手作りタクリ完成 手作りスピンドル

関連タグ

Ads by Google