綿(コットン)繊維のお茶染め情報一覧
2025.05.14
2025.05.30
2015年から行っている綿繊維の「お茶染め(主に緑茶染め)」に関するブログ記事をまとめました。
濃染・媒染といった下処理の基本情報から、お茶染めの手法やカラーバリエーションまで。
お茶染め情報の目次としてご活用ください。
お茶染め情報 INDEX
◎ 基本情報編
- 手紡ぎ糸の撚りどめと精練
手紡ぎ糸に特化した内容ですが、未精練の生成り木綿繊維に応用できる精練方法を紹介しています。 - 木綿を濃染する
植物性の繊維の木綿を濃く染めるための濃染について解説しています。 - 媒染剤を手作りする
入手しにくい媒染剤を手作りする方法です。 - 媒染剤について
媒染剤の種類や効果について説明しています。 - お茶染めや草木染めに必要な道具と用語集
染色で必要な道具や基本的な染色用語をまとめました。
◎ 緑に染めるための試行錯誤編
- 日本茶(緑茶)染め:強アルカリで色素抽出を試す
強アルカリで茶葉から緑色素を抽出する実験を行いました。 - 日本茶(緑茶)染め:アルコールで色素抽出を試す
茶葉をアルコール(無水エタノール)に浸して色素を抽出する実験です。 - 日本茶染め:アルコールで色素抽出、2回目
続けて、茶葉をアルコール(消毒用エタノール)に浸して色素を抽出する実験2回目です。 - アルコールで色素抽出した日本茶染めの退色について
アルコール抽出でのお茶染め繊維が経年変化でどうなったかの報告です。 - 日本茶染めに藍染めを重ねてみた
お茶染めでイエローベージュに染めた綿糸を藍染で重ねた時の結果報告です。
脂溶性色素のクロロフィル(緑の色素)抽出には成功したものの、自然の力だけで木綿繊維に緑色を定着させることは難しい、という結果となりました。
◎ 濃染や媒染の実験編
- 染色実験の日々
初めて緑茶(煎茶)を使い、お茶染めを楽しみました。 - 日本茶(緑茶)を染料として使うための染色実験
定番の媒染方法で、お茶染めのベーシックな色合いを見つけた記録です。 - 続、日本茶(緑茶)を染料として使うための染色実験:2度染め編
上記で染色した繊維を、もっと濃く染めようと2度染めしてみた記録です。 - 合成濃染剤と豆乳濃染の違いを見る
市販されている合成の濃染剤を使ってお茶染めをしてみました。 - タンニンの力で茶染めをする
茶葉に含まれているタンニン成分が濃染剤として使われていると知り、濃染剤を使わずにお茶染めを試しました。 - お茶染めとクエン酸の作用
媒染剤の代わりにクエン酸を使うとどんな色合いになるか実験してみました。
緑茶での緑染めが難しいとわかり、濃染や媒染といった基本的な染色手法を用いて茶葉本来の色に染める実験を重ねました。
◎ 廃棄茶葉で染色編
製茶店のご厚意でいただいた廃棄茶葉を使い、家庭の台所で安全に染色できる方法を模索しました。
◎ 同浴媒染編
お茶染めワークショップで媒染の手順を簡略化するため同浴媒染を試したところ、思いがけず素晴らしい色味を得ることができました。今後は、この同浴媒染をメインにお茶染めを続けていこうと思っています。
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- 2025年4月より、屋号を「小紋屋」から「木紋家」に変更いたしました。
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