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茶縞染織/紡ぎ・草木染め・機織り

お茶染めとクエン酸の作用

2022.06.03 2022.06.03

先日の「タンニンの力で茶染めをする」実験で、残液にクエン酸を入れてpH5の弱酸性にして染液で染めてみたところ、明るい黄色になりました。
新しい色味の発見に嬉しくなり、茶葉を新しく煮出して染液をとって、pH5の弱酸性染液で染めてみた実験です。
※全て焼きみょうばんによるアルミ媒染で、繊維の種類は綿(コットン)100%です。お茶染めとクエン酸左から、
豆乳濃染、濃染無し、濃染無しで残液クエン酸、濃染無しで新規染液クエン酸、カラーアップZB濃染で新規染液クエン酸、生成り晒布(無染色)、です。

残液で染めたときより黄色味が強くて少し濃いめ。これは新鮮な染液なので想定内です。
写真ではわかりにくいのですが、濃染無しのクエン酸液(左から4番目)では、光の加減によっては黄色に少しだけ緑味を感じられるようで、とてもいい色に仕上がりました。
今回は時間が無かったので、手抜きして市販されている濃染助剤のカラーアップZBを使ったのですが、こちらは少しくすんでカーキ色っぽくなってしまいました。

手紡ぎ糸とともに、すこし引き気味で撮った写真がこちら。(撮影機材も技術も低レベルですみません…)お茶染めとクエン酸こうして並べてみると、クエン酸の有無で色味がかなり変わるということがわかり、おもしろい結果が得られて大満足です。

染色と付随する工程に関する注意事項 も、あわせてお読みください。

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