糸を紡ぐ episode 1「綿の種取り(綿繰り)」
2021.11.01
2021.11.01
YouTubeの小紋屋チャンネルで、綿花の種取りから手紡ぎまで行程を紹介する新シリーズを始めました。
まずは、綿の種取りから。
最近、綿を育てている人は増えているようですが、さすがに綿繰り機を持っている人は少ないと思います。
(それぞれの金銭感覚にもよりますが)気軽にお買い求めできるような価格ではないので強くお勧めはできませんが、これから綿の手紡ぎを本格的にやってみたい方は古道具屋さんやネットオークションなどで運良く出会ったら、検討だけでもして欲しいです。
本当に、種取りが楽になりました。
そして、動画では紹介していませんが、私は2019年に福島県会津若松市の「共栄」さんから綿繰り機を購入しました。
以下のリンクから購入ページに飛びます。
■木製品の共栄「綿繰り機」
比較的お安い価格で手に入れることができましたが、木工製品は新品だとなかなかスムーズに動かなくて、甲高い特有の木のきしみ音と戦うこと約2年。ようやく私仕様になってきた感じです。
新品の綿繰り機を購入したら、じっくり育てる感覚で使ってみると良いと思います。
<補足>
2021年の収穫量は、20本の綿の木から約360g〜400gくらいになりそうです。
今回の動画では、最後に種取り後の綿として「約500gあります」と紹介していますが、2018年から2020年にかけて収穫した和綿も含まれています。