伝統技traditional

藍染ワークショップ:3回目

2019.07.22

梅雨明け前の藍畑。雑草が生い茂って大変なことになっていました。
午前中は草取りや苗の植え付け作業に終始。本当は一番刈りをして葉を乾燥させるまでを行う予定でしたが、あいにくの曇り空で湿度も高めだったことにより翌週へ持ち越しです。藍の葉の刈り取りはカラッとした良いお天気でないとダメなんだそう。山のすそ野ということもあって7月後半にしては涼しくて作業はしやすかったけれど、やはり日差しが恋しいです。
今回は筑波大学の学生さんが臨時参加(フィールドワークゼミ)、一緒に汗を流してくれてました!


午後は藍染体験です。
醗酵した藍の匂いを何かに例えたいのですが、これまで嗅いだことのない種類の匂いでした。酸っぱくない糠床というか…。決して良い香りではありませんが、作業をするぶんにはまったく抵抗がないレベルの醗酵臭です。

事前に先生から注意点やコツを伝授して頂き、宿題となっていた2種類の絞り染め布をまんべんなく水で湿らせてから藍甕に漬け込みます。
染め液に浸したあと空気に触れさせてしまうと酸化して色の変化が始まってしまうので、まっくろな液体の中で手探りで布を揉み込み、色むらがでないよう染みこませなければいけません。
2分ほど漬け込み、液から引き上げると同時に素早く絞って、布を広げてまんべんなく空気に触れさせる(空気媒染)と、グレーがかった深緑から少しずつ青みが加わってきます。
これぞ、藍染の醍醐味!
さらにもう一度、染め液に浸して絞って空気に触れさせ…を繰り返しました。もっと濃く染めたい場合は、この工程を何度か繰り返すそうです。


私は縫い巻き絞りと板染めの2種類にチャレンジしました。
板をはずすと、染まっていない部分が黄土色のグラデーションになっています。これは藍の灰汁が付着しているそうなので、模様を付けていた糸や板を外したあとに水洗いをするときれいに消えるとのこと。

ワークショップに参加したみなさん、とても素敵な仕上がりでした。が、自分の糸外し作業に手間がかかってしまい、他の作品を写真に収めるヒマがありませんでした。残念!


で、こちらが私の作品です。
左が縫い巻き絞りで小紋屋ロゴのモチーフになっている桔梗をデザインました。
右は100均で手に入れた木片で挟んだだけのシンプルなストライプ。こちらは板染めです。
どちらも想像以上にしっかりと模様がでました!
感動!
ワークショップ最終日に、あづま袋に仕立てる予定です。

ところで、「あづま袋」の正しい表現がわかりません。吾妻袋、東袋、ひらがなで書くと「あずま」「あづま」???
ご存じの方、ご教授ください。

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