伝統技traditional

四国こんぴら歌舞伎大芝居

2015.04.13

IMG_1721憧れの金丸座、ついにやってまいりました。
友人に取ってもらった席は「出席」と呼ばれている、舞台と花道のすぐそばのエリア。手が届きそうなところに時蔵さんや菊之助さんが通るのです!
私が観劇した夜の部の演目は「葛の葉」と「御所五郎蔵」。葛の葉を演じる時蔵さんの情感たっぷりな曲書きは素晴らしかったし、五郎蔵を演じた菊之助さんの男気溢れる色気にノックアウトされ…。
観劇前に行った金刀比羅宮参りの疲れもすっかり吹き飛びました。

金丸座はもっと古いイメージがあったのですが、耐震工事などの改修を行ったとかで、思っていたよりしっかりした建築物といった印象。
それでもやはり、あの背の低い入り口をくぐったときはうっかり泣きそうになりました…。


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そして、瀬戸内芸術祭の名残がある直島やイサムノグチ庭園美術館などの香川アート巡りを堪能し、友人が帰京したあとは小豆島へ一人旅。
小豆島では農村歌舞伎小屋が多くあったそうで、今でも肥土山地区と中山地区に歌舞伎舞台が残っています。肥土山では5月に、中山では10月に歌舞伎公演を行っています。

なぜこうした農村地区に歌舞伎が独自に発展するのか、昨年訪れた大鹿歌舞伎を観たときも思ったのですが、農作物の不作や災害などから守ってくれる神様に感謝して奉納する目的があるんですね。
今回は残念ながら時期が合いませんでしたが、機会があったら小豆島の農村歌舞伎も観てみたいものです。

※写真は上から、中山農村歌舞伎、肥土山農村歌舞伎。
一番下は小豆島ではなく高松市屋島にある四国村の歌舞伎小屋。

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