伝統技traditional

江戸の長唄LIVE 2014

2014.08.30

NPO法人 日本伝統音楽伝承協会(にちでんでん)主催の「江戸の長唄LIVE 2014」に行ってきました。

公式サイトのコーディングをさせていただいたことがきっかけで、これまでに何度か長唄ライブを拝見しましたが、いつもいつも、魂が震えます。
今回のライブは、昨年11月にNYでおこなったアジア・ソサエティ公演のプログラムと同じということで、さすがにNYまでは追っかけて行けなかった私としては何とも嬉しい内容でした。
会場となった「築地BLUE MOOD」はライブハウスということもあり、音響も抜群に良かったです。

nagauta三味線:杵屋五吉郎さん
鼓、太鼓:望月太三郎さん
笛、能管:福原寛さん

という中心メンバーに加えて、

三味線:杵屋五三吉雄さん
鼓、太鼓:堅田昌宏さん、望月洸太郎さん

という超豪華な顔ぶれです。
みなさん30歳代後半から40歳代の、脂がのりきった方々ばかり。
(太三郎さんのお弟子さんの洸太郎さんは、もう少しお若いはずですが)


いつもは曲の合間に、望月太三郎さんの軽快なトークが挟まれるのですが、今回は時間の関係でMCは少なめ。
そのかわり、迫力のある演奏がぎゅっと凝縮されて、いつにもまして全身が粟立つような感覚を味わえました。

もちろん、歌舞伎や能や文楽などでも日本の伝統音楽に触れることはできます。でもやっぱり演者さんに目がいきがちですよね。
お芝居が難しかったり、時間が長かったり、お財布にも厳しかったり。
かといって演奏者の皆さまが所属する流派の会も、初心者にとってはちょっと敷居が高いケースがほとんどです。

でも、この長唄ライブシリーズは違います!
手を伸ばせば届くような距離感で、初心者にも楽しめるプログラムで、息つくひまもないくらいの迫力ある演奏を聴くことができるのです。
本当はyoutubeにアップされている動画をご紹介しようかとも思ったのですが、二次元になってしまうとどうしてもあの感動を伝えきれないのでやめました。
こういう気軽に楽しめるライブ形式の場で、まずは体感していただきたいです。


※このページで使用しているチラシ画像について
・イラスト(型染め):小倉染色図案工房
・デザイン:株式会社マミコ社

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